ストレスチェック制度に関する運用マニュアルが厚生労働省に公開されています。中身を読んでも、表現が難しいところや解釈の仕方について悩むことが多くありますが、一読しておく必要はあります。公開されている運用マニュアルと全体をつかむためのストレスチェックの全体の流れ図を紹介します。
厚生労働省のストレスチェック制度の全体図
ストレスチェック制度の全体図または流れ図を確認しておきましょう。厚生労働省が公表しているマニュアルに公開されている流れ図を理解することで、何をしないといけないのかを把握することができます。
この流れ図を見て分かるように、やるべきことは次の5つです。
- 実施前準備
- ストレスチェックの実施
- 医師による面接指導
- 集団ごとの集計・分析
- 全体の評価と再計画
ストレスチェックに関する運用マニュアルは170ページにもおよび、ストレスチェックを実施して、回収して、集計・分析するれば良いということではありません。この運用マニュアルを自社だけで理解して、正しく解釈を行ない実施するためには、メンタルヘルスに精通した人材がいるということが前提になると思います。
外部に委託するかどうかは、運用マニュアルを読んでからでも遅くはないと思いますので、厚生労働省が公開しているストレスチェックに関する資料を次にまとめました。
【労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度実施マニュアル】
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/150507-1.pdf
【ストレスチェック制度 Q&A】
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/150507-2.pdf
職場におけるメンタルヘルス対策・過重労働対策・心身両面にわたる健康づくり
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/